私たちウィーズは、親の離婚など家庭環境に悩む「子どもの立場」で支援をしています。
子どもたちが生い立ちによって生きづらさを抱え続けることのないよう、私たちは活動しています。
日本では今、結婚をしている3組に1組がさまざまな事情を抱え、別居や離婚の選択をしています。
両親の離婚を経験する未成年の子どもは年間22万人。
また、日本のひとり親家庭の約8 割が離婚によるものです。
両親の離婚を経験する
未成年の子ども
3 組に1組
結婚している夫婦の
別居・離婚を経験
22 万人/年間
ひとり親家庭の原因
離婚によるものが
8 割
私が本当に小さいころ、親が離婚しました。今はお母さんと暮らしています。 最近,親の離婚に対して考えると,泣くことが結構あります。 「お父さんに会いたい。」と思うことが多くなりました。
お母さん、 お父さん、子どもが揃っている家庭を見ると「自分もこうやって 3 人揃って笑顔で過ごしたいなぁ」と思ってしまいます。
小学生児童より
私の両親は不仲で、性格が合わず数年の間全く喋らないことがありました。その後、両親は離婚しました。私自身も、どこに何を相談すればいいかがわからないので、不安です。このままだと、勉強にも部活にも、受験にも集中できません。私だけ来年、進学のため一人暮らしをするので、家を離れることが兄弟に申し訳ないです。
18歳未満の方より
わたしが中学生の時に両親は離婚しました。離婚前も家庭内別居が続いていて、父と兄は特に仲が悪く、家庭の雰囲気がいつもピリついていたことを覚えています。私は母に付いていき、父とは時々会います。 昨年、私は結婚して自分の娘を授かり、今がとても幸せです。
しかし、自分の家庭環境を思い出すと、この幸せが本当に続くのか、とても不安になります。
成人した方より
家庭がやすらげる場所でなかったとしても、今日までがんばって生きている。それだけでも素晴らしいことなのに、あなたは今、そうは思えないかもしれません。
子どもも、かつて子どもだった大人も、自分に『OK!』と言えるように。
誰しもにとって最初に所属する組織である「家庭」が安心で安全な基地として健全な自尊心を育める場所となるように、今困りごとを抱えている親子を支援し、これから家族をつくる子どもたちが結婚・出産を尊いものとして捉え生きる力を育めるよう啓発します。
01
相談支援
02
PDP事業
03
教育支援
04
支援者養成
05
親子交流支援
06
講師・メディア掲載
これまで対応したLINE相談人数
6,020人
これまで実施した親子交流(面会交流)支援数
207組1,893件
料金がかかるから、必要な支援を受けられないということは子どもの未来に制限をかけてしまいます。支援にお金を使うなら、子どもの未来に使ってほしい。だから私たちは無料で支援事業を行い続けたいと思っています。
子どものために支援の手が必要なのだということを社会に訴えるには多くの子どもに出逢い、その声を可視化する必要があります。私たちは当事者支援に取り組むことでこれに尽力していきます。
親が支援を活用できたり、支援を自ら求めたりできる子どもだけでなく本当に困っている子どもたちにアウトリーチできるよう、子どもシェルターや訪問事業などの第三者が子どもに関われる新たな事業を積極的に展開します。
離婚は絶対悪ではありませんが、ない方がいいことであることには間違いありません。子どもが結婚や出産といったライフイベントについて主体的に考えていき、離婚しない結婚がなされていくように啓発します。