両親の別居や離婚後に離れて暮らすことになった子どもと親が交流するにあたり、子どもが負担感なく自然に実施できるようサポートすることです。
付き添い支援
別居親と子どもの交流の間、支援員がずっと付き添います。
受け渡し支援
面会交流の開始時と終了時のお子さんの送迎を行います。面会中の付き添いはいたしません。
連絡調整
面会交流の日時、場所の決定などを父母の間に入り調整いたします。
間接交流
直接面会が認められない場合の手紙、プレゼント送付の中継を行います。
ウィーズの年会費
※年会費につきましては日割り計算を行っておりません。年会費有効期間中に支援が終了しても一切ご返金はできませんので、あらかじめご了承ください。
初回50,000円(デポジット/1ケース)
デポジット(お預かり金)として予め頂戴します。※ケースによって変更する場合があります。
父母間で費用負担割合が折半の場合、父、母から25,000円づつお預かりいたします。デポジットは面会交流支援に係るスタッフの交通費や施設入園料(発生する場合)、保険料(面会交流1回につき200円)等に充当いたします。支援終了時に残金を全額返金いたします。
親子交流(面会交流)支援について、よくいただく質問を以下にまとめています。
お申込みフォームより父・母双方からお申込みいただく
お申し込み後、
ウィーズと
事前面談を実施。
(父・母双方)
ウィーズにて支援可否を審議。
父、母双方に改めてご利用の意思確認をさせていただき支援開始。
以下のGoogleフォームにて必要事項を入力いただき、お申込みください。
以前はウィーズも他団体と同じように利用者の方から料金をいただいて支援をさせていただいておりました。
しかし、団体設立時から「料金をいただいて支援する」ことに違和感を感じていました。
なぜならそのお金は「子どものために」使っていただきたいと思っていたからです。
また、有料での支援をすることに他の違和感も感じておりました。
それは「お金をもらっているがゆえにできないこと」があるということでした。
ウィーズは当初から親の味方はしない、あくまで両親に対しては「中立」であることを守ってきましたが、一方でお金を払っているのだから 自分達は「顧客」であり、「支援はやって当然」「要望は聞き入れて当たり前」という利用者が少なからず存在しました。
離婚に至るまでは、多くの対立や衝突があり、相手への嫌悪感や不信感はあって当然だと思います。 傷が癒えるまでには時間もかかります。 しかし、離婚という一つの区切りをつけたのち、離婚時の感情を持ち続けることは 子どもにいい影響は与えません。更に苦しみや悲しみ、恨みを抱え続けることは今後の人生においてプラスに働くことは無いでしょう。 例えば子どもの前でお互い相手の悪口を言ってしまったり というのがこれにあたります。
子どもにとっては離婚してしまったとしても「両親」であることには変わりません。 相手方の悪口をいったり、人格を否定することは、子どもにとっては「自分の半分を否定されている」ことになるのです。 残念ながら多くのケースでは、親が離婚しようがしまいが「子どもにとってはどちらも親」という認識を持てていないのが 今の親世代であるといえます。またもう一歩踏み込むと今の親世代もまたその親たちが同じであったからと言えます。
これらを子どもの世代に負の連鎖として引き継がないようにしなくてはなりません。 「子どもにとってはどちらも親」という認識を、親がまず持つことが非常に大切です。 そして、子どもが親の離婚を受け入れ成長していくためにどのように接していくかということを 一緒に考えていかなければなりませんが、親に「顧客」という意識があると、それは成立しなくなってしまいます。 例えば八百屋では、キャベツが欲しいお客様に対してキャベツを提供します。
しかし、ウィーズでは必ずしもキャベツを提供しません。 もしかするとニンジンにしましょうというかもしれませんしあるいは売らないこともあるのです。 ウィーズは「親の希望を最優先にする団体」ではないからです。
こういったことから、支援料をいただくことはウィーズが最もウィーズらしい「子どものための支援」をさせていただくうえで、「障壁」となるものでした。
そこで、ウィーズ設立から3年を経たタイミングで親子交流(面会交流)支援を「無料」でさせていただく決断を致しました。 無料になったからといって、支援の手を緩めるようなことはありません。むしろ以前よりももっと充実できると思っております。 また無料での支援を行うためにはいくつかの約束事や決まりを設けます。
ウィーズはただ決まった通りに支援をすることが支援だとは考えていません。取り決めはあくまで親子交流(面会交流)スタート時の指針であり、 それがゴールではありません。 ウィーズもご両親もゴールはもっと先を考えなければなりません。そこにたどり着くまでは険しい道かもしれません。 しかし、そこに子ども達の幸せと笑顔があるのです。 子どもたちに心から笑顔になってもらうために、ともに頑張りましょう。