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面会交流支援の新規受付を停止しました

毎年12月になると、面会交流支援のお申込みが殺到します。多くの親子の支援ができるように力を注いできましたが、今年はコロナウィルス感染症の影響で、例年に増してその波が早くやってきてしまいました。10月以降は毎日のようにお問い合わせやお申込みが寄せられ、毎月100件を超えるケースの親子とやりとりをしています。

そのような状況下で、ウィーズでは11月下旬、やむなく面会交流支援の新規受付を停止しました。

■なぜ12月は支援のニーズが高まるか

12月から1月にかけては、クリスマスやお正月といったいわゆる『家族イベント』が続きます。子どもたちにプレゼントを渡したい、お年玉を渡したいといった親御さん側の気持ちもありますが、子どもたちにとっても日常の楽しみの一つになりえます。

また、家庭裁判所を通じて離婚や面会交流などの取り決めをおこなう場合、『上期での成立を目指す』『年内の成立を目指す』『年度内の成立を目指す』など、きりの良いタイミングで当事者が新たな生活を始められるようにという、それぞれの想いがあります。もちろん、全てのケースで上手く終えられるわけではありませんが、一定数、3月、8月、12月といった区切りを見据えてお話合いをされているケースがあります。そして、ちょうどこれらの時期は子どもたちの長期休みに重なる時期でもあります。

今年は8月に緊急事態宣言が出ていたこともあり、裁判所の調停業務は感染対策でいつも以上に時間がかかっていました。その分が秋になって後ろ倒しで成立している傾向があります。

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■ウィーズでは無料で面会交流の支援をおこなっています

親御さんから支援料を頂戴し、有料で支援をおこなう場合、子どもからのニーズに合わせた支援をおこなうことができません。会いたい親・会わせたくない親・連絡を取りたくない親の支援ではなく「離れて暮らす親に会いたい子ども」「離れて暮らす親に会うことに負担感や義務感を感じている子ども」の支援をおこなうために無料支援としています。

寄付や助成金を原資として運営をする代わりに、親御さんには定期的なアンケートへの回答やインタビューなどにご協力いただいています。

支援の新規申し込み受付再開には支援員の確保と事務局人員の増員が必要となります。ママもパパも大切に思う子どもたちが冬をより温かく過ごせるように、お力を貸していただけると幸いです。

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離れて暮らしていてもママともパパとも笑い合える冬を子どもたちに

■面会交流支援とは

面会交流は、両親の別居や離婚により、子どもが離れて暮らすことになった親と子どもの交流機会のことです。子どものためには必要なことであるからと、お父さんとお母さんが面会交流をすることに合意をしても、実施には困難があることもしばしばあります。

『場所や日程をきめるやりとりをするだけで言い合いを繰り返してしまう』『久しぶりに会う子どもとの関わり方に不安がある』などです。そういったときに、私たちは両親の間に入り、子どもたちに負担(不自由感・義務感)がかからない交流が実施できるよう支援しています。

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さくらちゃん(仮名:7歳)は『お父さんとお母さんは一緒にいたらケンカをしてしまう。だから、べつべつに暮らしているんだ。』ということを理解しつつも、家族での楽しい時間に憧れを抱いていました。

さくらちゃんのお父さんとお母さんは、月に1回『さくらちゃんと離れて暮らすお父さんが会う日をつくる』と約束をしました。

しかし、お父さんとお母さんは会うとまたケンカをしてしまうのではないかと不安な気持ちを持っていました。そこで、ウィーズの支援を受けながら、さくらちゃん・お父さん・お母さん・支援員の4人で会うところからスタートさせました。

徐々にお父さんとお母さんの「夫婦ではなく父母」の新しい関係性ができてきて、今年のクリスマスには栃木に家族3人で日帰り旅行に行く予定です。

さくらちゃんはお父さんとの関係・お母さんとの関係をそれぞれ築けていることが自己肯定感に繋がっています。

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こたろうくん(仮名:11歳)は児童養護施設で暮らしています。奇数月はお母さんと面会し、偶数月はお父さんと面会交流をしています。

お父さんとの面会交流はウィーズの支援員が施設にお迎えに行き、施設の外でおこないます。

以前よりこたろうくんは『お父さんとたまに会うとホッとするんだ』と良い、お父さんとの継続的な交流を望みましたが、施設が関係することで有料の支援団体を利用することができませんでした。困っていたところに、ウィーズの無料支援を見つけたのです。

一緒には暮らしていないけれど、お父さん・お母さんとのそれぞれの交流を通じて、こたろうくんは親を客観視していくこともできてきています。今年の冬はお母さんに買ってもらった靴と、お父さんに買ってもらったコートを身につけて毎日学校に行っています。

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■ここまで読んでいただきありがとうございました。

親の別居や離婚に際して、子どもの意見や気持ちは十分にくみ取られているといえるでしょうか。両親が至った別居や離婚といった結果は、子どものことを十分に考えられたものだといえるでしょうか。

私たちの想いは「子どもの権利や尊厳が守られる社会にしたい」というその一心です。それが叶うその先に、ウィーズが掲げるビジョンである『ひとりひとりが価値ある自分を信じられる社会』の実現があると考えています。

私たちの活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ウィーズの歩みにお力添えをいただけますよう切にお願い申し上げます。

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■ご寄付について

面会交流支援にいただいたご寄付につきましては以下のように活用させていただきます。

3,000円のご寄付につき約1回の支援をおこなうことができます。

・支援員の担当料:1支援につき2,000円(1時間+父母間送迎30分の範囲)

・事務局の時間給:1時間につき1,200

10,000円のご寄付につき1人の支援員の増員ができます。

・研修費用(教材費、OJT交通費等)、支援者証発行費、登録管理費等

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